川戸さん来訪_宅建への挑戦

私たちの事務所では土地から探したい方のお手伝いもしていますが、実際に探してくださるのは川戸さんとおっしゃる不動産屋さんです。ただ、私たち自身も不動産についてきちんと勉強しておけばより軽快に土地探しのお手伝いができるだろうと、宅建に挑戦してみようかと考え始めました。そして、近いうちに川戸さんに相談してみようと話していたところ。。。

 

なんと、用事で東京に来た帰り、と、ひょっこり川戸さんが訪れてくださいました!

川戸さんは宅建の話を聞くと、「いいじゃない!」と、いろいろなお話を交えながら大いに励ましてくださりました。

 

さて、もう公言もしてしまい後には引けません。。。

よりみなさんのお役に立てるよう、10月目指してがんばります!

 

 

 

 

 

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リビングと和室

フローリングの上の椅子とテーブルで食事をしたあと畳の上でごろりとできるし、お客様に泊まっていただくのにもよい場所にもなる、リビングから一続きの和室。

使い勝手はいいのですが、見た目がむずかしい!和風と洋風の違いもあり、視点の高さも椅子に座るのと、床に座るのでは全くちがうので、部屋のインテリアの重心もおのずと違ってきて、つながっているのにつながっていない、ちぐはぐな空間にもなりがちです。

 

 

これは、以前リフォームしたマンションの一室です。

リフォーム前の和室は、網代天井の本格的な床の間もあり壊してしまうには大変惜しく、工事は表面のクリーニングにとどめ、そっくり残すことにしました。

ただ、リビングとの境の壁を10センチほどふかして強調し、「軽く間仕切られる」よりもきっちりと区切ってみました。ふすまは大きく開けられ空間としては一続きになりますが、「ちがう空間」であることを意識できることで、お互いを尊重しあい、うまく馴染めたのではないかと思います。

 

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Jhon KandellのCamilla Chair

今は亡きJhon Kandellというスウェーデンのデザイナーをご存知でしょうか?
私も全く詳しくは知らないのですが、このCamilla Chairという椅子が、何年も前の雑誌”BRUTUS”に載っていたのが強く記憶に残っていました。当時BEAMSがこの椅子を扱っていたその広告として写真が載っていたのです。3本脚で巾が狭く、すわり心地には疑問がありますが、邪魔にならず、キッチンや玄関などで物を乗せたり、ちょっと腰掛けるのにちょうどよさそうです。ソリッドな木を彫刻のように面取りした座面を持つ、とてもオブジェ的で眺めていて楽しいデザインです。機能的な家具というより、部屋に一つあって空気を引き締める役割の椅子です。こんな椅子もあってよいと思います。

 

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住宅設計セミナーに参加!

今日は、午後から東大で行われていた「住宅設計セミナー 省エネ時代の家づくりを考える~その理論と実践~」を聴いてきました。

 

セミナー最後にはサッシメーカーの方からの窓のお話があったのですが、近年の窓の断熱性能の進化を改めて認識。もちろんコストもそれに合わせて上がっているので、ほいほいと高性能の窓をたくさん入れるのはむずかしいですね。

窓ひとつの選択にも、室内に取り入れたい太陽の熱と光、室内から逃がしたくない暖気・涼気、構造壁との兼ね合い、使い勝手、実際に窓にかけられる金額、外観・内観、とさまざまな観点から折り合いをつけながら最適解を探して、位置や大きさ、開き勝手を検討しなければなりません。

 

家全体の設計を考えるときにも、温熱環境、構造計画、使い勝手、見た目、コストパフォーマンス、どれもできるだけあきらめずにがんばりたい。でもすべてを100%に、というのはありえない。。。全体のバランスをみながら、じわりじわりと「家」を構築していきます。

この欲張りに粘るプロセスの中に、設計の醍醐味が潜んでいるように思います。

 

 

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ふつうの材料

 

もう15年ほど前に設計させていただいた川崎にあるお宅の外壁です。

材料はセンチュリーボード。すでになくなってしまった製品ですが、いまでいうフラットのサイディングに近いもので、つまり、よくある材料です。それらを丁寧に使ってみることで、何か表情のあるファサードをつくれないか?と、910幅と455幅を取り混ぜて並べ、横目地には、これも一般的に使われるアルミの型材を流してシャープに際立たせてみました。

 

ふつうの材料で豊かな表情をつくりたい、私たちの原点とも言えるファサードです。

 

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夜祭

少し前の話題をひとつ。昨年の12月2日、ずっと行きたかった秩父夜祭に初めて行くことができました。12/2は祭初日(宵宮)なのですが、盛り上がるのはやはり2日目(大祭)であること、行ってみて初めてわかりました。人出の少なさに少々拍子抜けしてしまいましたが、感動したのは山車の豪華さです。建築をやっている者としては、神輿や山車を鑑賞することは祭の楽しさのひとつです。今回見た山車の大きさ、装飾の豊かさには驚きました。これほどのものをつくることが出来た秩父という町が持っていた活力を十分に感じることが出来ます。これらの山車は「動く陽明門」と呼ばれているとあとである方に聞き、なるほどと思いました。もうひとつよかったのは囃し手と呼ばれる人が山車の上で発する掛け声です。これは今までどこの祭りでも聞いたことがない独特のリズムでした。威勢だけではなくて、夜祭らしい哀愁をほのかに感じるとても味わい深いものでした。

 

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