建築ストックの活用・・・建築基準法改正

6月に建築基準法の一部改正が公布されました。今回の改正、柱の一つは「既存建築ストックの活用」です。私が注目する具体的内容は、確認申請が必要な用途変更の規模が100㎡から200㎡に緩和される、という部分です。200㎡というと、ちょっとした規模の集客施設の計画ができるので、この改正により既存建築物の活用は確かに促進されると思われます。確認申請が不要になる=古い建築そのままでいい、ということではありませんが、手続きを省略できるだけでも計画の労力、コストが抑えられます。これから新築は確実に減っていきますが、建ってしまった建築は必ず老朽化・陳腐化するもの。その利活用市場をより活性化させようという産業面の意図があるのでしょう。それはともかく、こういうコンセプトがより柔軟で細やかなものに発展していくと、日本の都市の姿は歴史が重層する厚みあるものになっていくと思います。都市において、なんでもない建築だとしても、古いものと新しいものが共存する様は自然で豊かな状態ではないでしょうか。ひとまず歓迎されるべき改正です。

「1年以内の施行」なので、来年6月までには改正が実行されます。

 

 

設計事例

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 アトリエのある家 個人住宅・木造

 寺町の家 二世帯住宅・鉄骨造

 10mの家 個人住宅・木造

 木造の家 個人住宅・木造

 外を引き込む家 個人住宅・鉄骨造

 simasima bldg. 賃貸併用住宅・鉄骨造

 祐天寺アパートメント 集合住宅(賃貸)・RC造

 えんとつの家  専用住宅・木造

 小さくて広い家  店舗併用住宅・木造

 まどの家  専用住宅・木造

 M house  専用住宅・木造