快適な家づくりをめざしての

久々の更新になります。

先週1週間あわただしく過ごす中、木、金と丸2日間、「省エネ建築診断士養成講座」を受講してきました。

世界の省エネ住宅事情から、断熱材のこと、省エネ性能を確認するコンピューターソフトの使い方まで、実務で省エネに取り組む上で必要なことを幅広く網羅する、大変内容の濃いセミナーでした。

この本の著者、松尾和也さんも講師としていらしていました!

超音波探傷検査

また鉄骨造の話をひとつ。
鉄骨造では必ずたくさんの長さの溶接がされます。この溶接部の強度を保つために、超音波探傷(たんしょう)検査というものが行われます。溶接部の中に穴状の融合不良が起こる場合があり、その穴の内面に反射する超音波を検出する検査方法です。現場での溶接箇所があれば、検査器具を現場に持ち込んで検査を行います。
鉄骨造では、このような見た目ではわからない傷も逃さないようにして、品質が保たれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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地盤調査時にわかる設計事務所のメリット

住宅を新築するときには地盤調査が必要です。地盤調査は計画の初めのうちに行うのが普通です。調査結果を踏まえた設計を行う必要があるからです。
建物の構造形式を決定するのに地盤調査結果は重要な判断材料になります。建物の単位面積あたりの重さは一般にRC、鉄骨、木と軽くなるため、同じ地盤強度でも、RCなら補強が必要だが鉄骨・木なら不要といったことも起こります。地盤補強には相当のコストがかかる場合もあり、一定の金額のなかで建築をしようとする場合、地盤補強の要・不要、必要ならその金額、を早期にわかっている必要があります。
ここで、私たちのような、さまざまな構造の住宅が設計できる設計事務所のひとつのメリットが見えてきます。構造形式が決まっているハウスメーカなどでは、地盤が弱かった場合には、「ついてなかった」とあきらめて想定以上のお金を払って補強をするか、計画を縮小、中止するしかないでしょう(その時点で解約ができるのかどうかはわかりませんが)。しかし、設計事務所の場合は構造を変えてコスト調整ができるので、建物規模を縮めての金額調整をしなくて良いケースもありえるのです。
資金の最大限有効な使い方の助言をし、家づくりのいろいろな局面を柔軟に乗り越えていくのが設計事務所の特徴で、それは家づくりの初期段階から発揮されるものなのです。

 

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