住宅設計セミナーに参加!

今日は、午後から東大で行われていた「住宅設計セミナー 省エネ時代の家づくりを考える~その理論と実践~」を聴いてきました。

 

セミナー最後にはサッシメーカーの方からの窓のお話があったのですが、近年の窓の断熱性能の進化を改めて認識。もちろんコストもそれに合わせて上がっているので、ほいほいと高性能の窓をたくさん入れるのはむずかしいですね。

窓ひとつの選択にも、室内に取り入れたい太陽の熱と光、室内から逃がしたくない暖気・涼気、構造壁との兼ね合い、使い勝手、実際に窓にかけられる金額、外観・内観、とさまざまな観点から折り合いをつけながら最適解を探して、位置や大きさ、開き勝手を検討しなければなりません。

 

家全体の設計を考えるときにも、温熱環境、構造計画、使い勝手、見た目、コストパフォーマンス、どれもできるだけあきらめずにがんばりたい。でもすべてを100%に、というのはありえない。。。全体のバランスをみながら、じわりじわりと「家」を構築していきます。

この欲張りに粘るプロセスの中に、設計の醍醐味が潜んでいるように思います。

 

 

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19日(日)はまだご予約可能です。ぜひお気軽にお越しください!

ふつうの材料

 

もう15年ほど前に設計させていただいた川崎にあるお宅の外壁です。

材料はセンチュリーボード。すでになくなってしまった製品ですが、いまでいうフラットのサイディングに近いもので、つまり、よくある材料です。それらを丁寧に使ってみることで、何か表情のあるファサードをつくれないか?と、910幅と455幅を取り混ぜて並べ、横目地には、これも一般的に使われるアルミの型材を流してシャープに際立たせてみました。

 

ふつうの材料で豊かな表情をつくりたい、私たちの原点とも言えるファサードです。

 

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夜祭

少し前の話題をひとつ。昨年の12月2日、ずっと行きたかった秩父夜祭に初めて行くことができました。12/2は祭初日(宵宮)なのですが、盛り上がるのはやはり2日目(大祭)であること、行ってみて初めてわかりました。人出の少なさに少々拍子抜けしてしまいましたが、感動したのは山車の豪華さです。建築をやっている者としては、神輿や山車を鑑賞することは祭の楽しさのひとつです。今回見た山車の大きさ、装飾の豊かさには驚きました。これほどのものをつくることが出来た秩父という町が持っていた活力を十分に感じることが出来ます。これらの山車は「動く陽明門」と呼ばれているとあとである方に聞き、なるほどと思いました。もうひとつよかったのは囃し手と呼ばれる人が山車の上で発する掛け声です。これは今までどこの祭りでも聞いたことがない独特のリズムでした。威勢だけではなくて、夜祭らしい哀愁をほのかに感じるとても味わい深いものでした。

 

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無料相談会についての補足です

 

「無料相談会の日は都合がつかないのだけど、他の日に相談に行ってもよいでしょうか?」とのご質問がありました。

もちろん!いつでもご相談を承っております。別の週末、別の時間、平日、仕事帰り(19時からなど)、など、ご都合のよい日時を、無料相談会のお申し込みメールにお書き添えください

 

小さな土地でも街中に住みたい方、鉄骨住宅をお考えの方、土地からの相談、、、どのように計画をすすめていくのがよさそうか、ざっくばらんにお話します。

お子様連れも大丈夫です! ぜひお気軽にいらしてください。

 

ご希望の方は、e-mailにて下記内容をお送りください。

1.氏名

2.ご希望の日時

3.ご相談内容の概略

4.ご連絡先

 

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「自分で間取りコース」へのご質問、ご相談も受付中!!

富士山

 

今日は2人出張で京都へ行ってきました。

行きの新幹線内で打合せ内容について相談していると、突然、富士山が現れました。

と、急いでiphoneを取出し撮影。

 

つい反射的にとった行動に、少し恥ずかしく、そして恥ずかしく思った自分にまた恥ずかしく。。ひさびさに、青春のころのような自意識過剰な気持ちに、最後はじぶんでもちょっとおかしい気分になって、ふと、元気がわいてきました。

思わぬ富士山効果です。

 

大きな模型を持参の旅には、この富士山からもらった元気が大いに役立ちました!

 

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color!

住宅を設計していて、色をうまく使いたい、と思います。

私たちが設計するときには、木の質感であったり鉄のさび止めの色(グレーのさび止めをよく使います)など素材からあらわされる色を使うことが多いのですが、それは、そこが住まいとして使われるときに、家具や洋服、文房具、調理器具など、いろいろなお気に入りの品たちがうまく調和しやすい、というのもその大きな理由のひとつです。

けれど、ただ色を楽しむ、というのもなかなか面白いです。

simasima bldg.の外壁のターコイズブルー、浴室の黄色、木造の家の浴室のクリーム色など、お施主さまが、ここは!と楽しんで選ばれた色です。

祐天寺アパートメントの浴室にもタイルで色を使ってみました。お手ごろ価格のタイルですが、いろいろな色を混ぜて貼ってもらい、モザイクのようにしてみました。

 

 

 

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太陽のあたたかさ

 

昨晩の寒さをブログにつづりましたが、今日はその続きを。

 

今日は朝から夕方まで一日外にいました。

午前中は晴れていましたが、日影に立つことが多く、寒さで肩をすくめて縮こまりながら過ごしました。ときおり日なたに出ると、急に暖かくなりほっとしました。

昼過ぎには曇りだし、気温も急低下。われながら姿勢が悪いなあと感じながらも、身体を伸ばせません。夕方また日差しが復活したのでどうにかやり過ごし、太陽のありがたみを身をもって感じました。

 

太陽の光・熱を着ることはできないか?

 

先ほど帰宅し検索すると、既にそのような衣料用繊維はいくつかの会社から作り出されていました。スポーツ衣料、作業服、など外で活動することが決まっているときに着る服に使われているようです。

http://www.jcfa.gr.jp/fiber/topics/no22/topics22.html

(日本化学繊維協会HPより)

 

これらの技術が進むと、洋服の発熱・蓄熱で快適な暖かさを保てるようになり、将来は室内の暖房は必要なくなるかもしれません!?

 

寺町の家 リビングへの日差し

無垢パイン材のフローリングも足に感じる冷たさを軽減してくれます!

 

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