今日のpanorama現場です。
エレベーターの工事が進んでいます。
エレベーターの昇降路を見る機会はあまりないと思います。
今日は作業のために照明で照らされていましたので高いところまで見通すことができました。
「めぐる家」の写真を設計事例のなかにアップしました。
二つの階段があることで楽しさと広がりのある家になりました。
施主Uさんご夫婦と相談しながら素材を決めたプロセスも楽しかったです。
ぜひページをご覧ください。→
今日はだいぶ涼しくほっとします。
断熱工事が進む中、キッチンの打ち合わせです。
キッチンはF-FURNITURE 藤岡木工所さんがつくってくれます。
キッチン本体の機能的でシャープなディテールは藤岡さんにお任せですが、そのきれいなキッチンを建築とうまく取り合わせるために工事の段取りなど話合いました。ミリ単位の話ができてよい打合せになりました。
江東区常盤にあるF-FURNITURE東京ショールーム、川沿いの心地よい空間です。
父の墓を設計しておりました(墓石の部分だけですが)。それが完成したというのでこの週末皆で確認しに行きました。
普通の定形の墓でもよいのではという気持ちも半分ありましたが、少しだけ個性的であまり格式ばらない墓がよいと思いあれこれ考えてきました。
シンメトリーを崩し4つの四角い石がたまたまそこに集まったようなかたちにしました。石それぞれに役目をもたせたからか、造形が主張しすぎないデザインができたように感じました。
一瞥したときのフォルムや石のボリュームは周囲の墓とだいたい同じようにしています。霊園内の街並み(墓並み?)に馴染むようにしたいと思ました。墓石のスケール感など考えたこともなく感覚的に理解するのが難しかったです。何度か更地の現場に行き、確かめながら寸法を決めました。
父は私が設計した建築に暮らすということはありませんでした。墓の設計が供養になればと思います。今度砂利の部分に植物を植える予定です。
どうせなら私たちも、私たちの子孫も墓参りが楽しくなればと、石の色を違えて遊んでいます。楽しげな墓といえばコルビュジェの墓を思い出します。話はそれますが、そういえば彼の墓は石ではなくコンクリートでできています。