路地の家
東京都 鉄骨造3階建て 専用住宅 114㎡ 改修
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東京の下町で三世代が共に暮らすための改修工事です。
高齢の両親世代、施主世代、そして子供世代が、それぞれの生活リズムを保ちながらも安心して一緒に暮らせることを考えました。あえて個室の壁は天井まで届かせず、1階に両親、3階に施主、子供たちと階で居場所を分け、視線は遮りながらも“気配がうっすらと伝わる”構成になっています。
この改修工事では、外壁と構造体のみを残し、内部は断熱材から新しくしています。鉄骨造の断熱改修は他の工法に比べて難易度が高いのですが、現場で一つひとつ確認しながら、わずかな隙間も逃さず丁寧に埋めていくことで、高気密・高断熱の性能を実現しました。その結果、空調のために空間を細かく区切る必要がなくなり、間仕切り壁や扉を最小限に抑えた、伸びやかで一体感のある住まいを実現できました。
