雨水デザイナー

今日、8月から受講していた雨水デザイナー・雨水アドバイザー養成講座「雨水塾(あまみずじゅく)」の最後の授業がありました。

考査(雨水利用建築の即日設計)もなんとか合格をいただき、年明けには雨水デザイナーの資格がもらえそうです。

これまで水についての危機感をほとんど持ってなかったのですが、この講座を通じてそれを自分の問題としてとらえることができました。

すでに大規模な計画や公共の計画では、雨水の活用や処理についての制度が確立されつつあります。しかし私たちが携わっている住宅規模の建築ではまだまだ水の問題に対する意識は決して高くはないと感じます。

今後、「建築における水」を積極的に主題の一つとして考えていくつもりです。

雨水利用に関心のある方、ぜひご相談下さい。

 

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和泉プロジェクト、久々のご報告

2018年初頭から進めてきた和泉プロジェクト。役所の非常に難しい手続きを経てようやく8月に着工しました。杭工事、基礎工事が終わりいま鉄骨の軸組が立ち上がっています。道路斜線や北側斜線をかわしてできる3階の空間は多面体になっています。面白いスペースになりそうです。

 

 

 

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近況

お盆休みもあけ、今日も一つ現場がスタートしました。

都心にある鉄骨造の住宅の改修工事です。

お盆休みの前には鉄骨造の集合住宅、鉄筋コンクリートの住宅がはじまり、そしてもう間もなく耐火木造の住宅が着工します。工法も規模も全く違いますが、それぞれに本当に個性のあるプロジェクトで、携わる私たちの世界も広がっています。

 

 

もうひとつの現場、I鉄工工場も去年の休憩室やトイレに引き続き、今年はオフィススペースの改修工事を進めています。お盆前に1期工事を終了し、この後、2期工事に入る予定です。ここでは、大きな建物ならではの時間の流れで、去年のデザインを再考、発展させる楽しみに出会えています。

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デリシャスライティング~本のご紹介

今日の東京は夕方から強い雨、鳴り響く雷。

自宅にいる時間も長く外も薄暗く、なんとなく倦怠感を感じながら図面作業を進めていて思い出した1冊をご紹介します。思い出したら元気になりました。思い出すだけで楽しくなる本です。

 

 

建築を建てるときにしか決められない窓の位置、きちんと仕込んでおいた間接照明、などと「光」とはよくよく考えて設計しなければ、と思い込んでいた昔、この本に出会って、「光」ってその日の気分で変えちゃっていいんだ、変えられるんだ!と目からうろこが落とされました。

ソファの下にライトを置いて「フライングソファ」!

庭にランプを置いてエアポートみたいな雰囲気を楽しんだり。。。

文字にしちゃうと何のことやらですが、読んでるだけでも楽しいですし、使ってないデスクランプを使って即席レシピにしちゃおうかな、と読み手の想像力もかきたてられます。

 

もうすぐに見たい、知りたい!という方は東海林氏のHPを訪れてみてください。

http://www.deliciouslighting.jp/

本に出てるレシピも新しいレシピも満載です。

 

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晴れの日

 

心配事を忘れさせるようなすばらしい晴天の今日、お引渡しがありました。

昨年10月より建設してきた木造2階建て住宅です。

支給品の照明器具が付き、空間が引き締まりました。

写真を整理してアップしたいと思っています。

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アルヴァロ・シザのスケッチ

 

ドイツ文化相が新型コロナウイルスの芸術分野への影響に対する支援にあたって「アートは人類の生命維持装置」と表現したことを、経済学者浜矩子さんが紹介しています。いい言葉を紹介していると思いました。

建築はアートとは別物と私は考えますが、アート同様心の問題にかかわり、文字通り生命を機能的に下支えする装置でもあります。

世界は大変なところに来ていますが、今は警戒をしながらも落ち着いて興味に従いシンプルにものを考えるのがいいように思います。そこで今日は、心の動きと形の関係を考えさせる、建築家アルヴァロ・シザにおけるスケッチの意味について少し書いてみたいと思います。

ポルトガル人建築家アルヴァロ・シザの建築の特徴は、20世紀的な工法やデザインボキャブラリーしか使わないのに、非常に現代的な空間・造形を生みだしている点にあります。一見単純な白い四角い箱なのによく見ていくと不思議な魅力がある建築です。20世紀終盤ポストモダンの時代、多くの建築家がモダンデザインを切り捨てようとしたときに、そこをさらに掘り下げるという逆方向の動きをした稀有な存在です。私はこの、見慣れたものに可能性を探るという視点がとても好きです。

シザが建築の検討に大量のスケッチを描くことはよく知られてきたことです。私もそのスケッチに魅せられ一時期彼の作品集を何冊も読みこんだことがあります。そこで見えてきたことは、同じ空間を少しづつ違えて納得いくまで何度もスケッチしている様子です。まるで生きることとスケッチすることが同化しているようです。私も彼にならって沢山スケッチを描きながら空間を構想するようになりました。

彼の空間には身体的なものを強く感じます。何らかの抽象概念や手法を介さず、構想と実体が直接結びついている感覚を受けます。これはまぎれもなく、脳に直結する手によるスケッチをしつこく繰り返してつくり出されるものです。そこには事物の丹念な観察だけがあるかのようで、人と違う新しいもの打ち出そうという欲望はあまり感じられません。描くことは見ること、よく聞くこの言葉は真実でありそうです。

一方で、シザのデザインには、真面目すぎる目でみると「??」と思える、どこかズレたような新しい感覚が必ず一つ二つ見られます。これも理性や整合性を重んじたモダンデザインを批評的に観察しつくした成果のもう一つの現れのような気がします。

彼の建築には近代の建築家に対する敬意も見られます。特にアドルフ・ロース、アルヴァ・アアルトへのリスペクトは顕著です。建築デザインの世界で今や忘れられた、良きものは継承する、という良き習慣すらすくいだそうとしているのかもしれません。

いたずらに新しいものに飛びつくのではなく、眼前にあるものの中に見えにくい良さを、スケッチを通じて見つけては拡張していく。地道な作業です。その積み重ねがやがて飛躍をもたらすこと、この構図は一つの発見・発明といえます。86歳のシザが長年培ってきたその方法はいまだ大きな可能性があるように思えます。彼の、そして世界の建築家の無事を願いたいものです。

 

 

 

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春の街角~そしてSkype打合せ

先日、谷根千のへび道を歩いていると、この辺りではめずらしく全くほっておかれている空き地に遭遇。色とりどりの春の花がちりばめられている様子にとても気持ちがほぐされて、思わず撮影してしまいました。日々の状況の変化に、知らず知らずのうちに肩に力を入れて暮らしていたのかもしれません。

 

 

昨日は、はじめてSkypeをつかってのお打合せを行いました。

少々緊張気味にはじめてみましたが、1時間半ほどのお打合せの終わりにはすっかり慣れて、うまく使うことができました。

そのほかのツールなども探しつつ、わたしたちもできるだけ状況に合わせたご対応を心がけていきたいと思います。

 

みなさま、どうぞご自愛ください。

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