少し前の話題をひとつ。昨年の12月2日、ずっと行きたかった秩父夜祭に初めて行くことができました。12/2は祭初日(宵宮)なのですが、盛り上がるのはやはり2日目(大祭)であること、行ってみて初めてわかりました。人出の少なさに少々拍子抜けしてしまいましたが、感動したのは山車の豪華さです。建築をやっている者としては、神輿や山車を鑑賞することは祭の楽しさのひとつです。今回見た山車の大きさ、装飾の豊かさには驚きました。これほどのものをつくることが出来た秩父という町が持っていた活力を十分に感じることが出来ます。これらの山車は「動く陽明門」と呼ばれているとあとである方に聞き、なるほどと思いました。もうひとつよかったのは囃し手と呼ばれる人が山車の上で発する掛け声です。これは今までどこの祭りでも聞いたことがない独特のリズムでした。威勢だけではなくて、夜祭らしい哀愁をほのかに感じるとても味わい深いものでした。
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