先週末に松本・白馬方面を廻ってきた最後、突然の思いつきで奈良井宿によってみました。
旧中山道のちょうど真ん中辺りに奈良井川にそって1kmも町並みが続く、木曽路で最もにぎわう宿場町だったという奈良井宿。山特有の涼やかな風を感じながら、特産の漆器をあつかうお店、骨董品屋さん、旅籠…千本格子の引き戸の奥をのぞきながらゆっくり散策しました。
観光客はそれほど多くなく穏やかです。途中休憩したお店もカフェではなく喫茶店。とてもリラックスした気分でアイスコーヒーをすすり、旅の疲れが癒されました。
これだけの長さの町並みを昔ながらの町家の造りで保つのは相当な努力が必要かと思いますが、どこにもこれ見よがしに力んだ様子は見られず自然に保たれているように見えるのは、相当稀有なことではないでしょうか。
奈良井川を渡る「木曽の大橋」。
今回は日中のみの滞在でしたが、奈良井宿観光協会のHPには夜景の写真がありました。1枚拝借いたします↓
夜の風景も趣がありますね。
次回は泊まってみたいです。