雨水デザイナー

今日、8月から受講していた雨水デザイナー・雨水アドバイザー養成講座「雨水塾(あまみずじゅく)」の最後の授業がありました。

考査(雨水利用建築の即日設計)もなんとか合格をいただき、年明けには雨水デザイナーの資格がもらえそうです。

これまで水についての危機感をほとんど持ってなかったのですが、この講座を通じてそれを自分の問題としてとらえることができました。

すでに大規模な計画や公共の計画では、雨水の活用や処理についての制度が確立されつつあります。しかし私たちが携わっている住宅規模の建築ではまだまだ水の問題に対する意識は決して高くはないと感じます。

今後、「建築における水」を積極的に主題の一つとして考えていくつもりです。

雨水利用に関心のある方、ぜひご相談下さい。

 

建設地にて

気がつけば師走。

とはいえ事務所内は何事も「仕事納め」には向かっておらず、プロジェクトたちは日々ただ淡々と進んでいくのみです。

 

今日は、まもなく実施設計中の「M邸新築工事」について。私たちのHP内「進行中の仕事」では『6坪の敷地に建つ最小規模のRC住宅。』と紹介されていますが、実は6坪の敷地は三角形でもあり、その上に立つRC住宅の平面もほぼ三角形で。一層約9畳を3層分(階段込み)。

かなりの緊張感を携えながらはじめた設計も、Mさんとの内容豊かな会話を重ね、図面やスケッチを描いていくうちに、やがてとても心躍る空間に仕上がってきました。

 

そして、先日、Mさんとともに建設地を訪れ、設計の間取りを簡単に地面に描いてみました。ここが玄関、ここから階段、ここはトイレ、と幾度も脳内シュミレーションしたツアーを現地で行うと、空間の面白さをよりリアルに想像することができ、Mさんも私たちも「いける!」という感覚を共有することができたと思います。

 

ここからは実施設計の仕上げ段階。せっかく感じられた「いける!」を潰さぬよう、より豊かに成長させることができるよう、あとひと踏ん張りです。

 

真ん中辺りの円を中心に大きな螺旋階段がきます。螺旋階段がこの住宅の「中心」です。

 

 

 

 

 

水辺の風景

現場近くの川の風景です。

首都高の高架下から眺めています。大小の船が結構行き来しています。堤防で見えにくいこともあり、川から少し離れるとこういう光景はほとんど意識されません。川べりに来ると東京の意外な姿を見る気がします。

 

 

 

土地探しの不動産専門家

突然ですが、このブログの上のメニューバーに「土地探し」とあるのはご存知でしょうか?

 

この「土地探し」のページで「契約業務を任せられる信頼できる不動産専門家をご紹介できます。」と記していますが、この私たちの「信頼する不動産専門家」の川戸さんと、先日、久しぶりにお話しする機会がありました。

 

川戸さんは、その昔のお若いころは大きな開発事業に多く関わっていらっしゃったそうです。ご自身で事務所を立ち上げてからも、いろいろむずかしい仕事を根気よく丁寧に解決されてきた、実力派の不動産屋さんです。私たちとは、もう10年来のお付き合いです。

お互いの近況を話していて、ふと、「残りの人生、人を笑顔にするための仕事だけをしていきたいと思っているんだよね。」と満面の笑顔でおっしゃっていました。土地にまつわる困ったこと、不安なことを抱えている人の悩みを不動産の専門家として解決していきたいそうです。

いままでも多くの人を笑顔にしてこられた川戸さんがわざわざそう言葉にされることに、「本当にたずねてくる人々の役に立ちたいと思っていらっしゃるのだなあ」と、私自身も心がぽっとあたたかくなり、心強い気持ちで聞いていました。本当に「信頼できる不動産専門家」です。

 

もし川戸さんに土地探しを依頼されるときには、面積や最寄駅などの条件のほか、どんな生活を思い描いて土地を探しているのか、ぜひ細かく打ち明けてください。きっと親身に相談に乗ってくださります。

 

KMネットワーク 川戸七栄さん KMネットワークHPより