「伏見稲荷駅」プレスリリース!

 

昨年末より設計してきました京都・伏見稲荷駅(京阪電鉄)のリニューアル計画について、6月28日付の京都新聞などに紹介されました。→京都新聞web版記事

わたしたちは主に外観のデザインを担当しています。

この駅は千本鳥居で世界的に有名な伏見稲荷大社へのアクセス駅として、大変多くの外国のお客様にも利用されています。

観光のことを考えたり、駅の人の流れについて考えたり、私たちの普段の仕事とは違う視点もたくさんあり、大変興味深く仕事をさせていただいています。

 

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「寺町の家」のTV取材

先日の「木造の家」に続いて、この間の日曜日は「寺町の家」の取材がありました。今回は、『渡辺篤史の建もの探訪』です。

 

まずは1階の叔父さんのお宅から。。渡辺さんが「お宅を訪ねる」シーンです!

 

お昼をはさんで1日がかりの撮影でしたが、取材を受けて大変な「寺町の家」ファミリーの皆さんも終始快くご対応いただき、とても楽しい時間となりました。

竣工してから何度かお伺いする機会があったのですが、毎回、とても心地よくかっこよい雰囲気にバージョンアップしていらして本当にすてきなお宅です。

 

「寺町の家」は、都会の限られた面積の土地に、鉄骨造で4階建てとして2世帯が快適に暮らせる床面積をとった住宅です。都会といっても実はロケーションが非常によい土地で光・風・眺望を十分に楽しめる住宅です。そのあたり番組でも紹介されるはずですので、放映をお楽しみに!

 

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近況

前回から少し間が空いてしまいました。
現在設計中のプロジェクトの追い込みで、せっせと図面を描き続けています。
図面の作業中は、描けば描くほど描きたいことは増え、近づいたゴールがまた遠のき。。。

とはいえ、図面作業の間にもブログに書きたいこともいくつか思いつき、下書きはいくつか書いたのですが、最後の校正までいきつけてません。。
いましばらくブログの更新は間遠になりそうですが、事務所は元気に動いてます!

梅雨の合間の日差しを受けて、ペパーミントも元気です!

 

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木々のちから

日差しが強くなり、木々の緑も一段と濃くなってきました。窓から大木の葉が揺れるのを見て、およそ20年前のこの季節に訪れたアメリカ・デトロイト市のラファイエットパークを思い出します。

 

ラファイエットパークは1960年前後にかけてミース・ファン・デル・ローエ(建築)、ルードヴィック ヒルバーザイマー(敷地全体の計画)そしてアルフレッド コールドウェル(造園)が中心となって計画した住宅地で、大きな公園のような敷地に、高層アパート、テラスハウス、庭付き住宅群が建てられました。公園のようにといっても、ラファイエットパークの建設当時は緑に使える資金はあまり残っていなかったそうです。それでも圧倒的な量の緑がほしい。それならば将来を見据えて苗木でもいいからと、とにかく数をたくさん植えたのだと造園を担当したコールドウェルは晩年に語っていました。私が訪れた40年後には苗木は立派な大木に育ち、敷地全体が豊かな林のようになっていました。

訪れた時に立ち話をした住人の方は「新婚時代に高層アパート、子供ができたら庭付きへ、子供が巣立ったらテラスハウスでのんびり暮らす。実際そうやって、この敷地の中で何度も引っ越す人が多い。」と話していました。多くの人が心地よく暮らせるように綿密に計画されたこの地ならではの話です。広大な敷地には大きな木々が茂り、高層アパートは緑を窓先から眺め、地面に近い住戸では木漏れ日を楽しむ。子供が木々の間を自転車で走りぬけ、老人は木陰を散歩をしていて、まるで木々が住人たちの人生を見守っているかのようでした。

 

木々と生活が一体となったような敷地の中で人々がライフステージに合わせて少しずつ移動しながら長く暮らすその住宅地からは、感覚に直接訴えてくる緑の圧倒的なパワーと理想的な住環境を考え抜いた近代建築の理論性のバランスが絶妙でとても新鮮な驚きを感じたことをいまでも強く思い出します。

 

建設当時のラファイエットパーク Show Me Detroitより

近況 neighborhood spotlight : lafayette park より

 

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リノベーションでのフローリング

冬にご近所のお宅から、長年使って痛んできたフローリングを張り替えたい、とお話がありました。当初あわせて温水床暖房を、と考えたそうですが、遠くない将来に建替えるかもしれない可能性もあるとのことで、やはりフローリングの張替えまでとするとのこと。

そこでお奨めしたのが岡崎製材のこちらのフローリングです。

thermo ash NATURAL サーモアッシュ ナチュラル

熱処理を施されたアッシュ材で薄いので、無垢材でも古いフローリングの上に重ねて張ることができます。古いフローリングをはがすとなると作業もコストも大変な工事になるので、張り重ねることができるのは大きなメリットです。そして薄くとも無垢材。肌触りはさらりとしていて裸足で歩くと快適ですし、床暖房のように部屋を暖めることはできませんが冷たさはかなり軽減できました。

このフローリングを施工してから4ヶ月ちょっと。その後他の部分のご相談で伺った折に、心地よいのでご家族が床を新しくした部屋に集まってくるとおっしゃっていただき、とてもうれしく思いました。

 

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色の検討中

進行中プロジェクトの外壁の色を検討しています。

最近は街の景観を整えるための条例が増え、建物の色についても規制がかかる地域が多くなってきました。今検討中のプロジェクトにも景観条例がかかっています。

そこで、使える色と使いたい色の重なるところを探しています。

ちなみに色の検討(特に外装材の)は自然光のもとで行わないといけません。

照明の光は、物の色に大きな影響を与えています。

事務所の玄関先に広げて検討中

 

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