「キッチン回顧録」序章

先日、知人との会話で「アイランドキッチン」が話題になりました。その後、あのお宅このお宅でのいろんなキッチンたち が心に浮かんで、一度ゆっくりふり返ってみたくなりました。

キッチンの検討では、 シンクやコンロや換気扇といった機器独特の存在感がリビングダイニングの空気を圧迫感しないように、空間の雰囲気に自然に馴染む形や仕上げを考えます。
ぴったりと雰囲気の合うものを既製品の中から探し出すのはむずかしく、ほとんどの場合、私たちが設計して工務店さんに作ってもらっています。

シンプルな白い箱にしてみたり床色に合わせて木目を出したり。その上の換気扇が気になって急勾配の天井に似合う造形を作ってみたこともありました。
ちょっと大げさですが、キッチンでは、その住宅全体のデザインコンセプトを今一度おさらいをしながら設計しています。

一方では、コンロはガスかIHか?シンクの大きさは?天板は?と機能や使い勝手などについてもクライアントと相談を重ねながら進めるこの作業は、いろいろなことをお話する設計期間の中でも、特に思い出に残りやすい部分です。

しばらく何回かに分けて「キッチン回顧録」を綴ってみたいと思います。

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K HOUSE