現場レポート 「音のある家」01

台風一過の青空のもと、「音のある家」の地鎮祭が行われました。

「音のある家」は昨年来設計をすすめてきた木造3階建てのお宅です。お施主さまにはもちろんのこと、楽器にも心地よい空間をめざして温熱環境や調湿にも配慮して設計しました。

神主さんの祝詞を聞きながら、今日からはじまる第2章もがんばってよい家に仕上げていきたい、とあらためて思いました。

 

 

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見積り分析中

猛暑の中、見積書と格闘しています。木造3階建て住宅のプロジェクトです。今回は各社とも精度の高い見積書であり、よく図面を読み込んでもらったこと、漏れがないか責任感をもってチェックした方がいること、が伝わります。そのご苦労に応えるためにも、こちらも見積書に真剣に向き合わなければなりません。

 

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新しいプロジェクト

あたらしい住宅プロジェクトです。お施主様ご夫妻と、現地に建つ旧家を見てきました。建物内部から見たビューの確認が目的です。隣地でマンション計画があることは心配でしたが、いくつかの方向には視線が抜け、借景も取れることがわかり安心しました。旧家は古い木造家屋で和風の意匠が見られます。この格子は新しい家のどこかに生かしてみようとなりました。

 

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奥行き

先日UPした「アトリエのある家」から写真を1枚。

1階のアトリエから奥へ1歩すすみ、すぐ左手のドアがトイレ、土間床をはさんで正面奥が靴入れ、その奥が洗面室です。

建築を勉強し始めたころ早い段階で、「前景・中景・後景」の言葉を習いました。いくつかの建物のを配置する上で、手前、真ん中、その奥、と建物がずれながら重なってゆく風景をデザインして空間の奥行きを演出する手法の説明です。母校のキャンパス計画はまさしくこの言葉にのっとってデザインされており、在学中キャンパス内の寮に住んでいた私は1日のほとんどをそのデザインの中で過ごすことで、無意識の奥の奥までも刷り込まれました。

住宅の内部空間は大学のキャンパスと比べるとずっと小さい空間ですが、やはり「前景・中景・後景」を意識して設計しています。限られた空間に多くの機能を盛り込みたいときは特によく意識して、小さな機能の集まりがぎゅっと詰め込まれた印象にならずに逆に奥行きのある空間に感じられるよう心がけています。

 

「アトリエのある家」

 

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まちに開かれた店


だいぶ前の仕事ですが、木造2階建て住宅の1階の一部をパン屋さんに改造するというプロジェクトです。外観では、建物を大きく変えていないことが写真からお分かりいただけると思います。一部にレッドシダーの外装を施してあるだけです。しかし外構工事で、前庭の立上がりの面も同素材の羽目板でつくることにより、全体の印象を大きく変えることが出来ました。前庭部分は元は駐車スペースだったところですが、テーブルが置かれるウッドデッキのテラスに生まれ変わりました。まちに開かれたちょっとしたポケットパークのようなスペースです。店のアピールを看板やサインで行う方法もありますが、ここでは、買ったパンをすぐ食べたり休憩ができる外部空間のつくりそのものが、一方で道行く人の目を引くものになることをめざしました。

 

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吹付け断熱―もうひとつの効用

「アトリエのある家」では、吹付け断熱を採用しました。

吹付け断熱は、現場で壁下地の間にみっちりと断熱材を吹き付け隙間なく施工できるので、気密シートなどを使わずに高気密な面をつくることができます。

 

実は「墨田の家」が面する道路はそこそこ車通りがあるのですが、家の中にいるとそのことを忘れてしまう静かさでした。車に反射した光がきらりきらりと室内に差し込むので車通りがあることはわかります。光を見ながら意識すると車の音はしているのですが、うるさくはありません。

断熱材は一般的に吸音する性質があるのですが、吹付け断熱はそこに気密性の高さも加わり、より音を遮断することができるのでしょう。

 

吹付け断熱は、断熱性能の面をみてもよい断熱材だと思いますが、音対策としても有効な材料であることを実感しました。

 

吹付け断熱施工後の「アトリエのある家」

 

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