現場レポート 「音のある家」02

前回の上棟式のレポートから少し間が開きましたが、先日行われた配筋検査までをダイジェストでまとめてレポートします。

 

上棟式で工事の無事をお祈りしましたら、いよいよ土工事が始まりました。

今回は敷地内の高低差が大きいので、まずは土地の低い部分を埋めて地盤改良のための重機が入れるように準備しました。土留めをして、きっちりと埋めていきます。

 

その後、現場に建物の位置出しをしたら、地盤改良の最初のひと掘りを見ようと教育委員会の方がいらっしゃいました。このあたりは埋蔵文化財包蔵地で、何か出てこないか確認されるのです。近隣では貝塚等が出ることもあるようです。結果、文化財的なものは何も出てこなかったため、このまま工事を進めてOK。もし出てくると遺跡の発掘などが行われることになり大変です。

 

いよいよ地盤改良。セメントを現場の土に混ぜ固め地盤の強さを補います。まずは施工の方々が手際よく現場の土の酸性度をチェック。中性にかなり近い数字でしたので、混ぜるセメントが中和される心配はありません。この後、地中に柱を立てるイメージで35本分の柱状改良が行われました。

 

柱状改良も無事終わったら、もう一度建物の位置を出し基礎の形に溝を掘り、捨てコンクリートを打ちます。捨てコンクリートは構造上は必要ありませんが、基礎梁の位置を正確に墨出しするために必要です。墨出しした位置の上に鉄筋工場で加工された鉄筋を並べ実際の地中梁の形、床の形に組んできます。地面を埋めたり掘ったり、ここまででおよそ1ヶ月弱。

 

そして先週、鉄筋があらかた組み終わり、配筋検査となりました。構造をみてくださっている正木構造研究所から担当のFさんもいらっしゃって、鉄筋の仕様、鉄筋同士の間隔、組まれ方など細かくご覧になられて、構造上問題なく施工されていることを確認していただきました。

 

このあと型枠を鉄筋の周りに設置予定し終えたらコンクリートの打設がはじまります。

 

 

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水路??

杉並区和泉で設計を進めている集合住宅のプロジェクト。

このプロジェクト、敷地が接しているのは道路ではなく「水路」なのです。

水路と言っても、だれがどう見ても道路。水など一滴も見られず、交通標識も電柱も立っています。でも役所的には水路。なぜこのような矛盾状態が長年にわたり放置されているのか、大いに疑問を感じます。ここで必要になるのが、「建築基準法43条1項ただし書きの規定による許可申請」という長い名前の手続き。これが確認申請の倍くらい大変です。その作業を辛抱強く進めています。

 

 

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現場レポート 「音のある家」01

台風一過の青空のもと、「音のある家」の地鎮祭が行われました。

「音のある家」は昨年来設計をすすめてきた木造3階建てのお宅です。お施主さまにはもちろんのこと、楽器にも心地よい空間をめざして温熱環境や調湿にも配慮して設計しました。

神主さんの祝詞を聞きながら、今日からはじまる第2章もがんばってよい家に仕上げていきたい、とあらためて思いました。

 

 

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不燃化特区、という制度

 

最近、建て替えの相談などで「不燃化特区」というものに触れる機会が何度かありました。都が進める「木密不燃化10年プロジェクト」で指定された地域内での不燃化建替え等の建築行為に対する支援の制度です。こちらで該当地域のおおよその位置を地図上で確認することができます。支援の内容は各区が決定しているようで、こちらには各区の特区サイトへのリンクがあります。基本的には木密=木造住宅密集地域が対象の制度なので、小さな建物が寄り添って建っている下町的なエリアが該当します(私たちの地元文京区を見てみると、下町の典型のような根津千駄木地域が現時点では支援地域外とされていますが、これは謎であり不満です)。区によっては既存建物の除却(解体)費用、設計費用、引越し費用の助成に加え、固定資産税・都市計画税の減免まで行っているところもあります。これがすべて適用されるとすればかなりの額になりますので、そのような地域で老朽化した家の建替えを検討されている方はチェックされることをぜひお勧めします。私たちの事務所では、土地・建物の規模をベースに助成額の試算も行っていますので、お気軽にご相談ください。

 

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「伏見稲荷駅」プレスリリース!

 

昨年末より設計してきました京都・伏見稲荷駅(京阪電鉄)のリニューアル計画について、6月28日付の京都新聞などに紹介されました。→京都新聞web版記事

わたしたちは主に外観のデザインを担当しています。

この駅は千本鳥居で世界的に有名な伏見稲荷大社へのアクセス駅として、大変多くの外国のお客様にも利用されています。

観光のことを考えたり、駅の人の流れについて考えたり、私たちの普段の仕事とは違う視点もたくさんあり、大変興味深く仕事をさせていただいています。

 

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