現場近くの川の風景です。
首都高の高架下から眺めています。大小の船が結構行き来しています。堤防で見えにくいこともあり、川から少し離れるとこういう光景はほとんど意識されません。川べりに来ると東京の意外な姿を見る気がします。
現場近くの川の風景です。
首都高の高架下から眺めています。大小の船が結構行き来しています。堤防で見えにくいこともあり、川から少し離れるとこういう光景はほとんど意識されません。川べりに来ると東京の意外な姿を見る気がします。
数年前に竣工した「10mの家」、連休前に「100%LiFE」の取材を受け、本日サイトにアップされました。ぜひご覧ください。→
充実した写真とテキストで住宅建築を紹介しているサイトで、今回話をいただいてうれしかったです。(このサイト、マガジンハウスさんが制作しています)
記事では施主Kさんが自ら内装のペンキを塗ったことや、建物完成後も棚など上手に自作されていることなど紹介されています。
私たちはどちらかといえば、最初から細かく作り込まれている家よりは、ざっくりとした箱の状態で住み始めてもらい住みながら少しづつ(ときには自分で)手をいれていくのがいいと思うところがあります。その方が建物を理解し建物を身近に感じると思います。メンテナンスへの関心も高まります。Kさんはまさにそのようにお家を住みこなしています。
取材では日曜日に半日近くお邪魔してしまいました。Kさんありがとうございました。
先週末御茶ノ水に用事があり出かけました。用事を済ませカフェのテラスで一服していると、そばにある自転車シェアリングのポートが目に入りました。気候がとてもよい日だし、そう遠くない事務所まで自転車で帰るのもいいかもと思い、その場で携帯で登録しいざ出発。途中千代田区猿楽町付近でロマネスクの教会を発見。こんなに身近なところにロマネスク!?カトリック神田教会というそうです。内部を見学させていただきました。しばらく自転車には乗っておらず、その気持ち良さを久しぶりに思い出しました。それにしてもこのバイクシェアというもの、なんとも身軽な感じがします。ワンウェイ利用可能で、近くにポートがあれば好きなところで返却できてしまうのが非常にいい。たとえば、渋谷まで行きは自転車、帰りは電車、ということができるわけです。所有をしなくても街にでればそれが使えるということが、こんなに楽しいとは想像してませんでした。
数年前にアルミサッシメーカーが、防火認定騒動で商品を全面的に改定した影響と、私たちが断熱性の一層の強化に取り組んでいることとで、窓製品・窓デザインの選択肢が少なくなっています。いまあるなかで出来るだけ断熱性能の高い製品を使いたいですがそれなりに高価なのと、いかに高性能であっても熱的にはまだまだ弱点となるため開口面積は抑えがちになります。床から天井までガラス面とするようなデザインはカッコいいですが、そういうことは今はあまり考えなくなりました。また今のサッシはいくつかの窓を組み合わせて横長の窓や背の高い窓などの大ぶりな開口部とすることが出来ないので(メーカーの製品構成に連窓、段窓のしくみがなくなってしまった)、単一の普通の大きさの窓を普通につける以外にやりようがありません。窓は外観デザインの重要な要素です。しかし少々つまらないですが、今は「ポツ窓」(外壁に四角い穴が穿たれたような窓。要は普通の窓)を前提に外観を考えます。もっと高性能で安価な窓製品が出てくるまではこのやりかたで良いと思っています。もともと住宅では外観より空間がはるかに大事だと考えています。と言っても、建築の外観についてもはいろいろと思うところはあります。たとえば、こちら。
「Mビルリノベーション」も竣工しました!
オフィスと賃貸住宅の入った鉄骨造のビルで、
1.ビルにエレベーター新設
2.オフィススペースのリノベーション
の2点の改修でした。
オフィスの工事は執務を続けながらの工事(2階を工事中は3階で執務、3階を工事するときには2階で執務、といった具合)でしたので、オフィスの方々には、コンクリート床をはつる大きな音の中でのお仕事や天井をあけて埃まみれになったお部屋の掃除など、大変なご協力をいただきまして、ありがとうございました!
元は接客スペースと執務スペース、会議室の3つに分かれた普通のオフィスでしたが、接客スペースにブースを設けたほか、休憩できるカフェスペースやライブラリーなども加わり各所で仕事ができるようLANも整備したフリーアドレスオフィスに変身しました。
エレベーターも快適とのことで、一安心です。
エレベーターの新設にあわせて1階駐車場内にエレベーター乗り場も新しく作りました。接客スペース内にブースを作り、落ち着いた空間でお打合せができるようになりました。