「H2プロジェクト」現場 8月4日

 

今日はだいぶ涼しくほっとします。

断熱工事が進む中、キッチンの打ち合わせです。

キッチンはF-FURNITURE 藤岡木工所さんがつくってくれます。

キッチン本体の機能的でシャープなディテールは藤岡さんにお任せですが、そのきれいなキッチンを建築とうまく取り合わせるために工事の段取りなど話合いました。ミリ単位の話ができてよい打合せになりました。

江東区常盤にあるF-FURNITURE東京ショールーム、川沿いの心地よい空間です。

 

 

 

「H2プロジェクト」現場 8月3日

とても暑い今日、吹付断熱工事が進んでいます。

柱、梁に断熱がされていないように見えますが、外側の胴縁の層に断熱材を入れてあります。

胴縁の内側には木胴縁をだかせて、熱橋が極力なくなるようにしています。

吹き厚は145mmになります。

断熱の難しい鉄骨造で、良好な温熱環境をつくる工夫をしています。

監督や職人さんにも頑張ってもらっています。

 

 

「panorama」現場 7月29日

今日のpanorama現場です。

監督・大工さんとの真夏の攻防戦。

こちらは「クローゼットの開口幅を広げたい」、あちらは「それでは納まらない」。

今日は30㎜負けました。

 

 

 

 

 

 

「panorama」現場 7月26日

今日のpanorama現場です。

設備工事が進んでいます。

間仕切りや建具枠の打ち合わせをしました。

暑さや雨で、監督・職人さんは大変だと思います。

 

 

 

 

 

 

建築と光

建築における光(ここでは自然光)は大きなテーマです。

建築はシェルターです。外界から身を守るための殻であることが建築に求められる第一の要件です。遮断することが一番大事なことです。

ところが光を取りこむということは、シェルターに穴をあけることで、せっかく閉じたものに弱点をつくることになります。

建築空間に差し込む一筋の光がありがたく時に神聖なものに見えるのは、元来あるはすがないものを与えられたことへの感謝の念や意外性が無意識にあるからだと思います。それをうまく使っているのがロマネスク様式の教会建築です。ゴシック教会もステンドグラスに光を利用していますが、ロマネスクのほうが光の扱いはよりストレートです。

空間の中での光に人は無条件に惹きつけられるのだと思います。視線の先に光があると、どうしてもそちらに行ってしまいます。それを利用して計画するとサインに頼らない、感覚に従った自然な動線がつくれます。

 

 

東京の寺町

台東区谷中地域は私たちの事務所からそう遠くないところにあります。谷中はいわゆる谷根千地域(谷中、根津、千駄木)の一角をなす街で、最近は、特に週末に街歩きの人々が多く集まります。低層木造住宅が密集する中に通る路地や、昔からある商店街などの懐かしい風景が人々を呼び寄せているのでしょう。

谷根千の中でも特に谷中は寺と墓地が多く、日本的な風情と都市の中のボイドを感じさせます(墓地の上は空が広い)。どこかの田舎に来たかのようです。

谷中は寺町です。

では寺町とは谷中以外に東京にどれだけあるだろうと気になり検索してみると、

・港区三田魚籃坂付近

・世田谷区北烏山

・足立区東伊興

などの地域が出てきます。すべて知りませんでした。以外なところに寺が密集する場所があるのですね。訪れたことがある記憶では豊島区雑司ヶ谷から南池袋にかけての地域や大田区池上本門寺周囲にも寺が多いです。

私は寺という施設・組織が現代社会の中でどういう風に(特に経済的に)存続してるのか全く知識や関心がなく来ましたが、これらの地域になぜ寺が集約されたのか、その歴史的経緯には興味があります。それはここでは置いておくとしても、寺が密度濃くある寺町の街並みには惹かれます。いまや東京ではとても貴重な景観だと思います。貴重ですが寺町の景観は将来にわたって変化はゆっくりだと思われます。墓地をつぶして宅地にするわけにはいきませんから。

京都や鎌倉であれば境内に入る参観料を取られることが多いですが、都内の寺でそういうところはあまり多くないです。しかし東京の寺は、お金は取られないけれども檀家でもない限りその敷地内に入ろうという気にはなりません。

グーグルマップで谷中の寺を上空から見ると、庭園を整備しているらしきところもありそうです。そういう丹精された庭を見てみたいです。東京の寺も境内の個性を競い合い、見る場所・体験する場所になると街の散策もより面白くなるのではないかと思います。

グーグルマップで「寺」を検索すると密集する場所がわかります。知られていない寺町を探してみるのも面白いかもしれません。