息子はずっとお箸がうまく使えませんでした。柄の部分が指型にえぐれたトレーニング用のお箸を使ったりしても、もち方も直らず、おかずもつかめず。。。
先日、息子のお箸をふと使ってみると、なんとも使いづらい!!お箸の先が丸くなりすぎていて、滑り止めの溝がついているにもかかわらず、つかみたいものが滑ってしまってつかめません。
昨日、ふとデパートのお箸売り場へ行ってみると、お椀に水とこんにゃくを入れてデモンストレーション中でした。「普通のお箸」と書かれたお箸と売り物の「若狭のお箸」を比べると、見た目はほとんど同じですがつかみ心地が全く違いました。箸先の角度が良いのでしょうか、「若狭のお箸」だと利き手でなくとも簡単にこんにゃくがつかめます。息子も箸先が少し四角く削られているのが秘訣では、と分析しながら、うまく使ってみせました(^^)。
いかにもきちんと持てそうに形どられたトレーニング用のお箸は全くうまく使えず、何の変哲もなく見える「若狭のお箸」は簡単に操れる。このようなことは家の設計にも多くありそうです。さりげなく見えて使いやすい「若狭のお箸」のような設計を心がけたい、と改めて思ったのでした。
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