都会を感じる街、台北


仕事で何度か台北を訪れたことがあります。私は台北の街は東京より都会っぽい、という印象を持っています。台北のどこに都会を感じるかというと、都心部にたくさんの人が住んでいる点です。台北の街はほぼ碁盤目状の道路が通っています。メインストリート沿いには大きな建物が建ちその1階部分はほぼ全てが商店です。上階は事務所として使われていることが多いようですが、住宅が入っているところも結構あります。大通りから街区内に入るとほとんどの建物は(上の写真のような)中層の集合住宅です。戸建て住宅というビルディングタイプはあまり見かけません。都心の貴重な空間を効率的に使い、都心ならではの利便性や楽しさを皆で共有しているかのようです。東京は住居地区と業務地区がはっきり分かれているので、毎日離れた2つの場所を行き来する人が多いですが、台北では職住の隔たりはずっと小さいはずです。住む場所の近くで仕事をすることが出来れば、昼夜地域の情報に多く触れるので、自分の街という感覚を強く持つのではないかと思います。私は台北の人々の表情に穏やかさや余裕を感じます。それは自分の街にいる、という安心感から来るものであり、そういうものが都会の人の顔ではないかと思うのです。

 

 

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今日は Georges Braque

何か忘れ物はないか、やり残していることはないか、そんな思いにばかりとらわれ、自分自身を見失ってしまいそうなときには、少しだけ立ち止まって、ジョルジュ・ブラックが描いた鳥たちを心に思い浮かべます。

静かなブルーの濃淡の中を飛ぶ鳥。1羽だったり2羽だったり。街の音ははるか遠く、ただ鳥たちだけが舞っています。

呼吸を整え、鳥たちが風を切るときの冷たい空気まで思い浮かべられたら、少し廻りが見渡せるようになっている気がします。

 

今日は Georges Braque。怪我をする前に、立ち止まってみます。

 

bird passing through a cloud

 

夜祭

少し前の話題をひとつ。昨年の12月2日、ずっと行きたかった秩父夜祭に初めて行くことができました。12/2は祭初日(宵宮)なのですが、盛り上がるのはやはり2日目(大祭)であること、行ってみて初めてわかりました。人出の少なさに少々拍子抜けしてしまいましたが、感動したのは山車の豪華さです。建築をやっている者としては、神輿や山車を鑑賞することは祭の楽しさのひとつです。今回見た山車の大きさ、装飾の豊かさには驚きました。これほどのものをつくることが出来た秩父という町が持っていた活力を十分に感じることが出来ます。これらの山車は「動く陽明門」と呼ばれているとあとである方に聞き、なるほどと思いました。もうひとつよかったのは囃し手と呼ばれる人が山車の上で発する掛け声です。これは今までどこの祭りでも聞いたことがない独特のリズムでした。威勢だけではなくて、夜祭らしい哀愁をほのかに感じるとても味わい深いものでした。

 

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富士山

 

今日は2人出張で京都へ行ってきました。

行きの新幹線内で打合せ内容について相談していると、突然、富士山が現れました。

と、急いでiphoneを取出し撮影。

 

つい反射的にとった行動に、少し恥ずかしく、そして恥ずかしく思った自分にまた恥ずかしく。。ひさびさに、青春のころのような自意識過剰な気持ちに、最後はじぶんでもちょっとおかしい気分になって、ふと、元気がわいてきました。

思わぬ富士山効果です。

 

大きな模型を持参の旅には、この富士山からもらった元気が大いに役立ちました!

 

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太陽のあたたかさ

 

昨晩の寒さをブログにつづりましたが、今日はその続きを。

 

今日は朝から夕方まで一日外にいました。

午前中は晴れていましたが、日影に立つことが多く、寒さで肩をすくめて縮こまりながら過ごしました。ときおり日なたに出ると、急に暖かくなりほっとしました。

昼過ぎには曇りだし、気温も急低下。われながら姿勢が悪いなあと感じながらも、身体を伸ばせません。夕方また日差しが復活したのでどうにかやり過ごし、太陽のありがたみを身をもって感じました。

 

太陽の光・熱を着ることはできないか?

 

先ほど帰宅し検索すると、既にそのような衣料用繊維はいくつかの会社から作り出されていました。スポーツ衣料、作業服、など外で活動することが決まっているときに着る服に使われているようです。

http://www.jcfa.gr.jp/fiber/topics/no22/topics22.html

(日本化学繊維協会HPより)

 

これらの技術が進むと、洋服の発熱・蓄熱で快適な暖かさを保てるようになり、将来は室内の暖房は必要なくなるかもしれません!?

 

寺町の家 リビングへの日差し

無垢パイン材のフローリングも足に感じる冷たさを軽減してくれます!

 

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大谷石の採石場

今日(昨日)は、図面も事務仕事も色々があって、夜中もひっそりPCに向かっていました。かなり冷え込んで、暖房をつけていても、どこかすぅっと冷たい空気が肩をおおってきます。

かじかむほどではないけれど冷たくなっていく手先を感じていると、夏休みに行った大谷石の採石場を思い出しました。

地上は真夏の暑さでしたが、長い階段を下りていくにつれ空気は冷たくなり、途中からは上着を羽織らないと、どうにも寒くて震えそうでした。

 

 

江戸時代の中期から1960年代まで、つるはしで掘っていたそうです。

(それ以降は機械化されました。)

 

 

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self made furniture

 

事務所でつくった椅子です。

ほかにも椅子数点、棚、ベンチなど家具デザインの実物大模型として、自作しています。左側のものはボール紙で作られているので座れませんが、右側の椅子は使ってます。

 

 

うちの子どもたちは、この椅子で食事をしていました。

 

また、少しずつご紹介したいと思います。

 

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